ESTATE GUIDEエステートガイド
不動産を売却した場合、確定申告が必要でしょうか?
不動産を売却した年の翌年に、確定申告をする必要があります。通常、年末調整で納税しているサラリーマンの方も確定申告が必要になります。
【売却益がでた時は必須】
売却で得た収入から譲渡費用・取得費を差し引いた金額がプラスになっている場合であり、その金額に対して「譲渡所得税」が掛かることになります。
【売却による損失があれば不要】
不動産売却によって損失が出た場合は、確定申告をする必要はありません。確定申告というのは給与所得以外に収入があった場合にするものであり、損をした場合は税法上、ほったらかしにしておいても大丈夫です。しかし、損失がある場合でも確定申告する事によって、毎月貰っている給与所得などに対する税金を安くすることが可能となります。この事を「損益通算」と呼びます。
確定申告は1年間(1月1日~12月31日)の所得を、翌年の2月1日~3月15日までに申告及び納税をしなくてはいけません。申告手続きは税理士に依頼することもできますが、ご本人でも十分に可能です。なお、各税務署で申告書の書き方について、無料相談を実施しています。