ESTATE GUIDEエステートガイド
相続した土地を分筆したいのですが、できないケースはありますか?
土地は必ず分筆できるわけではなく、できないケースもあります。それは、分筆した後の土地が「0.01平方メートル未満」になっている場合です。しかし、これは法律上で決められているわけではなく、あくまでも実務上の解釈となっています。分筆に関しての法律の制限は存在していないのです。したがって、土地の所有者が希望をしているのであれば、土地の分筆は原則行えるということになっています。また、分筆しようとしている土地の境界がはっきりしていないと分筆登記することはできません。そのため、境界確定測量を行い境界標を設置して分筆する位置に印をつけます。ここまで作業が完了したら、地積測量図を作成し登記所に申請します。